第４条 【努力するのが嫌いなら、誰もやったことない事をするしかなかっちゃん。】
実際にはこの第�C条に尽きる。基礎練習とか地道な努力とか、たいして年もとってないくせに今さらウザイと思いがちなら、それこそが
ヤングの証。そういうタイプなら誰もやったことない事をするしかない!のだ。だいたいちゃんと努力してるヒトで自信もついてるヒト
は、この学問【逆転の構図】学を履修する必要ないんだもんな。とはいえ、就職できないで困っている学生くんは、この第�C条をきっか
けに逆転優勝して欲しい。
みんなと同じことをして安心するのがかつての日本人だった。ところが俺みたいに小さい頃からみんなと同じでは絶対いやなタイプが、
周囲からの不遇冷遇や圧力にもめげず、みんなと違う茨の道を独歩独走し、踏ん張ってきたために、今や、スマップでさえナンバーワン
よりオンリーワンなどと諭すような歌（爆笑）で癒しを振りまく時代。いやあここまで長かった。３０年はかかってる（大爆笑）。
影響力世界一のメディア=テレビで影響力日本一の芸能人が歌ってんだからすぐウノミにするしかないだろう、みんなテレビっ子なんだ
し。ナンバーワンよりオンリーワンというスローガンが、一般的、普遍的価値観に叶ったからテレビで伝達されるようになったのだ。
ナンバーワンよりオンリーワンという言葉が、もはや軽々しくて気持ち悪い人のために、具体的な選択に置き換えておこう。例えば語学
だったら･･･
英語よりフランス語。とか、フランス語よりスワヒリ語。とか、ドイツ語よりアラビア語。とかどうです。スワヒリ語やアラビア語を習
得してる人はこの先、重宝がられて就職先ありそうでしょう。アフリカや中東で。
考え方はそれぞれだが、
【誰かの群れのケツを歩くより、ワザと遅れて道を曲がれば自分の群れのトップに立てる。】
【落ちこぼれる器に収まろうと無理するより、自分で違う形の器を作ろう。】
それでは、誰もやったことない事ををするときに、まず何がお得かというと。
�@ルールがない。
�A先生がいない。
�B教科書がない。
�Cライバルが少ない。
ざまあみろだ！ねっ！最高だ！アーしろコーしろ押しつけられることがない。アーなるためにはコーいう訓練や努力が必要だから、とい
う過去の凡例に従う必要がない。従うときついんだもんね。きついと思ってやると努力だと思って、辛くやめたくなる。続けにくい。そ
の点、誰もやったことない事をするのは自由勝手なのだ。但し、自由と勝手に弱いヤングよ、自由勝手と自分勝手とは、違うのでそこん
とこ宜しく。責任のあるなしと、他人に迷惑かけるかけないの差があるからね。
それと、誰もやったことないことは、みんなが最初から無理だというイメージを持ってあきらめてる事柄なので、相当高いレベルに到達
しないと、みんなが認めてくれない。さあてそれでは敵はなにかというと、認めない周囲の人々に対してブチ切れてしまう自分自身。
なかなか認めない周囲を敵だと思わずに、障害物競走の障害ぐらいに見てしまうのがベター。（障害物はブツだから、追っかけてこない
し、ブツに追い越されることはないのだ。）あるいは、認めない周囲の人々を、より自分を優れた高い人物に磨き上げるために洗い落と
されるアカ（垢）とかホコリ（埃）だと見下すのがベスト。
さあ、これで学生くんは実行に移すのみだ！
＊おっと、長い時間ちんたら講義してたもんだから、冒頭のコントで助手を務めていたゲスト学生=森部くんの就職先が、決まってしま
ったぞ！『いやぁ、森部くんおめでとう。ナニ？某有名食品会社?ホホゥ。君は俺の講義が必要ない、卒のない学生だったんだな･･･ひょ
っとしてイヤなヤツ？』それでは、森部の祝賀会を、水辺の森部レストランでとりおこなうことに相成ったので、狩須退場しまあす。
それではロックンロール！
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