第3条【初体験をいっぱいやれさ。】
お?来た来た。セカンドアルバムのトラックダウンを終えてご満悦のプロフェッサー狩須、お久しぶりの登場!・・・ロックンロー
ル!はい、モメの用意。今日は第3条に行かせてもらいアスロン!

第3条 【初体験をいっぱいやれさ。】

逆転を達成するためには、あらゆる初体験を増やさなければならない。おいおい、セックスの初体験のことを言ってんじゃないぞ う。もちろんセックスも含むことにはなるが、学問、スポーツ、趣味、アルバイト、交際、父母の世話、子供の世話、兄弟の世話 、他人の世話、ペットの世話、旅行、何をやるにしても初体験は緊張するので、事前に準備をしようとするもんだ。そうすると、 普段考えないことも考えるのである。普段使わない思考回路が発育するのだ。また、普段考えない人でも焦っちゃって考えてしま うのである。そこでまず、初体験を経験する前の段階で、事前にドギマギ成長するというわけ。これを本当の学習というのさ。   さらに、例え性格的に準備嫌いの人が、だるいってんで、考えずに行き当たりバッタリ初体験に突入したとしても、初体験ならで はの緊張感が、体験中、五感をフルスイングさせてしまうことうけあいなのだ。その瞬間、目、耳、筋肉、反射神経・・・いろんな部 分が瞬間発達する。瞬間身に付く。上手くいかなかったときには、ダメだこりゃっという知恵が付く。自分の現レベルを知る。改 革とレベルアップを余儀なくされる。すなわち成長するのだ。   事前に身に付き事後に身に付く。初体験とはそういうものです。   だからアルバイトだって、えっ!という内容の仕事ほど誰もやってないんで、それを初体験すれば、その経験が、後から大いに 自分の個性になりうる。他人に差をつける特徴ができる。忍耐力のない今時の飽きっぽい人は、ガンガン、初体験を狙っちゃおう 。そこには、<ビギナーズ・ラック>や<火事場の底力>も眠っているのだ。その少ないおいしい確率に賭けても良し。そんなお いしい狙いがはずれても、失敗経験が豊かな君の個性度はアップする。これを本当の勉強というのさ。だいたい失敗かどうかを決 めるのは自分自身であって、他人が下す判定は、これまでの過去の常識内での査定だ。参考程度にしとけばいい。結果の評価は自 分で最終的に死ぬ前に出す!って感じでいこう。だって、未来は君たちが自分で作っていくものなんだから。   例えば、売れない時代にアルバイトを転々とした演歌歌手が、人生をしみじみ、朗々と歌い上げる表現力が付いてしまってレコー ド大賞。各種アルバイト初体験の遍歴が人生を大逆転に導くっちゃん。ねえ、森さん! 『こんばんは、ゎ、ゎ・・・森 進一です。です。です・・・』(ハスキーボイスで)   学習とか勉強は与えられてやるもんじゃない。すべての人に同じ答が決まっているドリルを解くのは、記憶の確認、練習。初体験 には、すべての人それぞれに、違う答が、ある。つまり、初体験の中にしか本当の学習と勉強はないのだ。   最近のボーイズ&ガールズは、なんでも、専門学校で先に教えてもらってから始めちゃう。だから初体験の恥ずかしさとか失敗し たときの悔しさ、つまり感動をナカナカ経験しない。お金払ってまで、初体験の感動と瞬間成長を自分から奪わないでくれよ。ダ ブルスクール反対!経済学部に行きながら公務員予備校にも通ってる長崎大学生の気が知れん。どっちかにすれば、余った学費を ・・もっと初体験に使えるのに。ねえ。でしょ。   教育にならいくらでも金を出す日本人の親につけ込む、この国の教育システムと政治のあやしい関係は謎だ!つけ込まれないよう に抵抗しよう!抵抗とは何か。抵抗とは冒険、アドベンチャーだ。それは初体験を増やすこと。さあ、学生諸君!さんざん初体験 を増やして人生を楽しもうか。   *それではしばらく休憩。
第4条以下の補足はまた今度。プロフェッサー狩須、セカンドアルバムのデザインのために退場!それではロックンロール!
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